環境システム株式会社公式HP

〒660-0083 兵庫県尼崎市道意町7-1-3
尼崎リサーチ・インキュベーションセンター512

アイコン06-6657-5130

アイコンsales@hydrolab.co.jp

お問い合わせ

アイコン06-6657-5130

アイコンsales@hydrolab.co.jp

お問い合わせ

蛇使いな彼女BLOG

【第114回】(株)石垣×徳島大学×環境システム(株) 共同プロジェクトの始動について

2024.10.04

いつも応援してくださっている皆様!

今日は徳島出張とビッグプロジェクト出発式の報告です!

 

主に水質監視システムの運用で環境システムとお付き合いのある(株)石垣のビジネスイノベーション部と、以前から研究会等でモトハシがお世話になっている徳島大学、この2つの組織と合同で水質監視ソフトの開発プロジェクトを立ち上げました。

プロジェクトの大きな目標は、水質データをAIシステムに組み込んで運用する事です。

【石垣ビジネスイノベーション部設立 漫画】
 (『月刊下水道』2023年下展号掲載記事より再録。
  ↓この漫画は横組み仕様です。左→右に読んでくださいね)

過去の記事を見てくれている方はお気づきかと思いますが、これは2019年以降、徳島大学との研究会でも議論していた話です。

当時の課題としてセンサーのエラー値をどう処理するかから始まり、その後もダムでは設置場所や気候等によるデータ項目特性の理解とシステムの汎用化にはまだかなりの溝がある事などから、現在もデータの蓄積を行っています。

 

今回の合同ミーティングでは、始動に当たってまず()石垣のビジネスイノベーション部の皆様から本プロジェクトの経緯と目的をご紹介頂きました。

話によると、フィールドである水道水や産業用水の源水となっている河川を対象に、その土地で “困っていることの解決と水質管理をAI化する事によって人手不足解消や運用効率化を測るという新しいビジネスを立ち上げる背景には、新規事業を通して組織や人としての成長を測る姿勢が伺えました。

 

会議中、モトハシからも茨城県某所のモニタリングデータを例に、観測地点の要約と塩分遡上の問題はどのデータに着目すれば解決しそうかなど情報共有と意見交換を行いました。

 

終盤にさしかかると徳島大学のY先生は、この会全体を通してのコメントと、大学と企業との関係性に言及され、技術的にも学術的にも物事を進めていける人材育成に価値を見いだしているとのお考えに会場全体が感銘を受けていました。

突き詰めると個人のあり方なんですが、 組織では忘れている人が多くて、でも仕事より大事な事ですね。本当に深いお言葉でした。

こんな感じで数年かけてプロジェクトを進めていくんですが、とても楽しみです。

ビジネスイノベーション部の方々はじめ、Y先生、S家先生、関係者の皆様今後ともよろしくお願いいたします。

pagetop