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蛇使いな彼女BLOG

【第113回】コラム~硬度と水質~

2024.09.20

皆さんこんにちは。2学期が始まるシーズンですが夏休みは楽しめたでしょうか?

モトハシは今年の夏から子供のドリルやら日記やらに付き合わないといけないんですが、教えようにもなかなか理解してもらえず、毎晩説明してたら後半喉がかれるほどでした💧

これはもう親の宿題()。そうして皆塾へ行くのね・・

プライベートはそんな感じで、業務の方は水道用水関係の仕事を長期的に行っていく事が決定した事もあり、最近資料作成や打ち合わせに追われています。

この仕事を通して私の研究課題でもある水質のデータベース化や商用化に向けて前進できる機会でもあるので、Pythonそっちのけでデータをまとめつつ、次回以降は打ち合わせの様子など順次報告していこうと思います😳

そういう事なので、今日は繋ぎとして()水道水に関する面白い話題を紹介します。

この原稿を作り終えた日(8/7)の夜、たまたまテレビ番組でも以下の文献が引用されていたので、有名なもののようです。

日本の水道水の硬度に関する文献

私が熱帯魚を飼っていることは社内含め皆知っての通りだと思いますが、実家の徳島へ行ったとき、市内にあるペットショップの店員さんから「このあたりは水の硬度が高いから水質管理が難しい」という話を聞きました。

 

日本の水は基本的に軟水ですが、都道府県によってミネラルの含有量が違うのをご存じでしょうか?

モトハシが以前住んでいた松江は硬度18で軟水なのに対して、徳島は場所によって硬度60以上の中硬水が供給されているんだとか。(WHO基準)

硬度の違いで味が違うのはもちろんなんですが、水質では苔の生えやすさや魚の体調に影響するようです。

モトハシ家で飼っているポリプを含む多くの熱帯魚が軟水を好むので、硬度が高いと魚が体調を崩したり、水草が育たなかったり、苔が生えやすかったり、苦労しているという話でした。

魚にとって硬度はpH同様、重要な環境指標と言うことですね。

※ちなみに川魚は硬水を好むようですよ

日本国内で硬度の違いが生じる理由は、上記文献によると水道用水に使われる源水の水質に由来すると考えられていて、さらにCaMgが溶出しやすい地質だと硬度が高くなるようです。

近隣の中国(450mg/L)や台湾(300mg/L)では実験サンプルを保管中、一部で苔が生えたという報告もありますが・・、果たして硬度との関連性はあるのでしょうか?

 

今回は硬度の違いによる水質管理や生物への影響について紹介させて頂きました。

ではでは~

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