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クラウド対応型樋門内外水位計

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近年の局所的な豪雨とそれに伴う堤防決壊等、大きな被害が多発している中、樋門の管理を検討するお客様に、簡単に施工できるほか、樋門操作委託への安全性、またクラウドを用いることで情報を共有できる作業環境の向上、それに伴う現場作業安全性の向上を図る「クラウド対応型樋門内外水位計」をご紹介します。

【具体的にはどのようなシステムなの?】


樋門内外水位計制御部「model-2310」を介して、内水位および外水位計測用のセンサー2本を接続、「model-2310」に登載されたLTEモデム(携帯電話通信装置)と「BECクラウドサービス」が自動的に電話回線で接続され、クラウド上からグラフ作成やメールによる緊急警報、また、電話による音声通報応答が可能になります(下図)。

【公的機関では携帯電話回線をあまり使いたくないけど・・】

携帯電話回線は、NTT-docomo基準の各社SIMに対応しているほか、株式会社ソラコム様の通信用SIMを用いることで、「閉域網」通信が可能になります。

閉域網は、携帯電話と全く同じような動作ですが、大きく違うのは”外部のインターネットと接続されていない”ことです。

そのため閉域網では、外部からの侵入(ウイルスやハッキングなど)の心配が無く、公的機関の電話回線利用に効果的です。

そのほか通話料を下げたいという希望に関しては、各社格安SIMの提供も可能です。

【各観測局毎に電話回線契約が出来ない】

「クラウド対応型樋門内外水位計」の提供は、1年毎の電話回線契約(契約年前払いになります)とクラウド契約になりますので、年度初めに1年分まとめてご契約頂けます。

地点増設についても、機器初期費用に電話回線契約(および解約費用)が含まれていますので、通信会社の変更や、機器変更時にも面倒な手続きをお客様で必要としません。

【どのような画面でデータが閲覧できるの?】

インターネットの画面上では、「計測地点の地図上位置データ」「現在のリアルタイム計測データ」「水位の推移グラフ」「必要期間のデータダウンロード」が標準搭載されています。


【水位センサーの保守管理とは何が必要なの?】

このシステムに使用している水位センサーは、保守点検の頻度を劇的に減らします。

(その秘密は)

従来水位センサーの保守管理は、推移が正確に示されているか非常に重要な作業です。そのため、毎月の簡単な目視点検の他、年に1回は総合点検が必要です。

しかし、「クラウド対応型樋門内外水位計」に用いているセンサーは、「死活監視対応型(NETIS登録番号SK-180012-A)」のため、計測毎にセンサーが自己診断を行います。

例えば、河川結氷により圧力セルが圧迫されてる時、また、河川誘導雷による”水位固着”などを自動で見分けるウォッチドック機能が搭載されています。


【制御盤の大きさとその機能は?】

「model-2310」樋門内外水位計制御部には、2本の水位センサー取り込み端子、水位データ表示LCD、携帯電話用SIM差し込み口と、基本的な機能が含まれており、「スマートフォンに水位計がつながって、画面で見ながら自動でインターネットへ接続している」この様なイメージです。

さらに、本体に内蔵されているWiFi機能は、樋門に近づいた際、「model-2310」をご自身のスマートフォンが見つけたとき、現在の観測データを確認することが出来る機能や、携帯電話へ接続したくない場合、既存のテレメーターへ接続する為の、LAN(TCP-IP)やアナログ(0-5v)、BCD出力など、別売で出力増設基板も用意されています。

また、内部にMicro-SDカードを搭載しており、現地バックアップ体制も整います。

【ネットワークの設定が不安】

「クラウド対応型樋門内外水位計」は、水位センサーにあらかじめ”名前”が登録されているため、内外ともに水位センサーを設置した後は、どこに接続しても内と外の水位を間違えることがありません。

また、基本操作は”電源スイッチ”しかなく、操作は”電源スイッチ”をONにする事しかできません。ONになれば、自動で電話をつなぎますので、後はホームページを見るだけです。

【さらに詳しい情報は】

お問い合わせください。

sales@hydrolab.co.jp

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