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設置事例CASE

浮体式 水質計自動昇降装置

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浮体式で設置する水質計自動昇降装置です。水位(エレベーション)が大きく変動する貯水池でも浮体を設置できる様、また、センサーが着底しないような様々な工夫が盛り込まれています。浮体には、本設置用(長期係留用 約20年を想定)、仮設置用(短期係留用 約8年を想定)を用意しています。

水池で連続自動計測を行う場合、水位の変動が考えられることで、設置が容易ではありません。また、貯水池の問題として、表層の有害藍藻類と底層の無酸素層まで幅広く計測しなければなりません。表層の検知には電気伝導度センサーを用いることで、常に水面を検知できる表層検知機能を搭載、また、ダムの底層は根掛かりが心配されるため、センサー内部にジャイロを搭載し、傾斜、加速度、衝撃を検出することで問題を解決しました。
山間のダムでは日照時間も制限されるため、200wの太陽電池を搭載しています。1日1時間程度発電できる日照時間が確保できれば運転できるぐらいの省電力仕様で設計されており、35mのダムで、1時間に1回表層から底層まで計測したことを想定して、無日照環境下で14日間と計算しています。
計測終了後は、10cm間隔(10cmで5データを標準取得ー可変可能)の各水質データを携帯電話(LTE)やLANで転送できるほか、各種通信形態に合わせてセッティングできる様に設計されています。

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