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蛇使いな彼女BLOG

【第90回】 翻訳プログラムを作るーGoogl Translate APを利用して #1.

2023.08.04

皆さんこんにちは~(+_+)
この夏は災害級の大雨が降ったかと思えば、痛いくらいの日差しと猛暑が続いたり、日本はどうしちゃったんでしょうね。
うちはリビングにしかエアコンが付いていないので本当、この時期洗濯掃除とキッチンに立つのが地獄です。
節電なんてしようものなら命の危機が・・・!

そんなこんなで頭が沸いてしまって、いいブログのネタが浮かばないまま締め切りが迫ってきたり・・・さすがに焦ったので今回は隠れた助手GPT君に案を出してもらいました。

最初に7通りのネタを挙げてくれましたが、これはさすがに内容が広すぎるでしょ!と思い、もう少し掘り下げて質問してみたところ、なかなか面白い回答が返ってきました(笑)

確かに何でHalloWorldなんでしょうね。モトハシも知りません。
プログラミングの歴史を調べたら何か手がかりが掴めるのでしょうか(笑)

挨拶表示するだけのプログラムだと簡単すぎますが、GPT君のような対話システムを再現するのは難しいので、モトハシは色々考えた末、任意のテキストを翻訳するプログラムを作ってみることにしました(^-^)

今回使用するライブラリですが、GoogletransというPython用の翻訳機です。
G●●gleの翻訳機能をAPI経由で呼び出しているそうですが、Gitのpy-googletransページには非公式とあるので、突然使えなくなることもあるかも??
2023/7/12現在正常に動くバージョンも併せて紹介するので、興味のある方は見ていってくださいね♪
APIドキュメントについて詳しくはここを参照してください。

【Googletransのダウンロード】

まずはGoogletransのダウンロードからご紹介します!

Pythonでは大抵pip経由でライブラリのダウンロードを行いますが、「pip install googletrans」
このようにバージョンを指定しなかった場合、 “AttributeError: 'NoneType' object has no attribute 'group'”といエラーが発生して翻訳出来ないという不具合が出ました。
Git Cloneしてからダウンロードを行った場合も同じエラーが発生しました。
何度かインストールとアンインストールを試した所、アナコンダプロンプト上で「pip install googletrans==3.1.0a0」としてインストールを行うと正常に動きました。このときPython=3.6です。

【オマケ:GitからPythonライブラリをダウンロードする手順】

※ちなみにですが、Gitからライブラリをインストールする場合、上のスクショのように「git clone URL 」のコマンドを入力することでPythonベース環境へファイルをコピーします。
URL部分はGitライブラリページの上の方の緑のボタンからlocalタブ > HTTPSの項目をコピペして使います。

ローカル環境にコピーが出来たら、プロンプト内でコピーしたディレクトリ位置へ移動します。
移動のコマンドは「cd ディレクトリパス」です。

基本的にはbase(C:\Users…¥Documents)の位置にコピーされるので、移動なしで「pip install コピーしたファイル名」とすればダウンロードが完了します。
「pip install -e コピーしたファイル名」の場合は編集可能なファイルとしてインストールされます。
過去に紹介済みかもしれませんが、せっかくなのでおさらいしました(_ _)


【Googletrans動作確認】

ダウンロードが完了したら、ライブラリが使用できるか確認してみましょう!
以下のように、イタリア語でBuongiornoと入力すると、引数destに設定された言語(今回は日本語)に翻訳されます。

入力言語は引数の設定をしなくても自動で判断されるようです。

さて、次回はこの翻訳エンジンを使って簡単なインスタンスを作成していこうと思います。
今回はここまで(^-^)

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