蛇使いな彼女BLOG
【第101回】おまけ~環境(カーネル)切り替えとCondaHTTPError~
2024.03.15
こんにちは、本橋です。
今日は仮想環境の切り替えと、その際高頻度で発生するトラブルについて、小ネタをご紹介します。
前回、前々回の記事について、バックヤードでモトハシはconda仮想環境とjupyterカーネルの追加、アクティベートを何回も行っていたのですが、作業途中で突然このようなエラー文がでました。
CondaHTTPError: HTTP 000 CONNECTION FAILED for url Elapsed: - An HTTP error occurred when trying to retrieve this URL. HTTP errors are often intermittent, and a simple retry will get you on your way. 'https://conda.anaconda.org/pytorch/win-64'
直前の命令文は 「conda create -n py311 python=3.11」 仮想環境の構築です。
URLへの接続の失敗と明示されていますが、この手のエラー文に関してWEB検索するとプロキシ設定やOpenSSLのインストールなどがあげられていますが、それらを試しても改善されなかった方!
もしかするとパソコンに搭載しているウイルスセキュリティが悪さをしている可能性があります。
セキュリティソフトによって挙動は異なると思いますが、モトハシPCだとPythonに何か変更を加えたとき、デスクトップにこのようなポップが表示されます。
例えば、
- VisualStudio上で使用するPython環境を変えようとしたとき(Pythonがネットワークに接続する際)
- カーネル切り替え時やjupyterNotebookの起動時(Pythonがネットワーク上のサーバーとして振る舞おうとする際)
モトハシは無意識にこのポップアップの右下の「ブロック」を押してしまったことから、condaによるURLのアクセスがブロックされてしまったようでした。一度ブロックしてから許可する方法ですが、Pythonのアクティブ環境を切り替えることで再度このポップアップが表示されます。その際に今度は「許可」を押すとブロック状態から元に戻りました。
自分でもやり方雑だな~と思うのですが、セキュリティ側の管理画面からだとブロックの外し方が分からないんですよね(..;)
なので何かの度に毎回ポップが出ます(笑)
しかもこのセキュリティ、自作GUIの起動をするときも勝手にウイルスだと誤認して作業を邪魔してくる始末です。ウイルス判定を解除することは出来るのであまり気にせず放っていますが・・・。
何かの拍子に誤って押してしまうと原因が分からないままドツボにハマるので皆さん気をつけましょう。ではでは。