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蛇使いな彼女BLOG

【第38回】 雑談編③ーもとちゃんの現場中継

2021.07.02

こんにちは!今日は広告作成のため、また現場視察も兼ねてS大学のフィールドであるSダムに行ってきました。
この通りロケーションはバッチリですね!

この写真はダムの堰堤横の駐車場から撮ったものです。
写真中央にある丸い設備は噴水で、その左上に見えるイカダには弊社の自動昇降機が設置されています。
多くの湖では水上に建設された施設から自動昇降機を吊り下げる形で投下しますが、ここSダムではダム湖内を自由に移動しながら水質測定を行っている珍しいポイントです。
イカダにはバッテリーと自動昇降機が積んであり、メインパネルとサブパネルの二カ所のソーラーパネルから電力供給を行って稼働しています。(イカダは手作りらしいです!びっくり!)

この日は撮影もそうですが、船で湖内を移動しながらイカダに取り付けられた自動昇降機の動きを観察したり、新製品の通信ブイと水位計の実験的な設置に立ち会いました。

イカダの中央に設置された自動昇降機が投下される様子。
上流河川から流れてくる水が堰堤に当たって跳ね返ってくるため振り子のように往復振動しながら下降していくのが確認できました。
自動昇降機は中のセンサーによって測定しているので、月に1~2回程度(最低月1回)の保守点検が必要ですが、Sダムのように設置場所が水上で、かつ足場が不安定だと作業も大変ですね。
普段現場で作業しているプロってほんとすごいなあと感心しました。
こちらはブイを設置している様子。

弊社新製品のブイで、オレンジ色の浮体やパイプも全てセットになっている商品です。
宅配で手元に届き、女性でも簡単に組み立てができるのが特徴です。
この通り、現場作業は今までやったことがない不器用なモトハシでも設置のお手伝いができました!!

さて、最後に水位計設置の様子。
青いコードの先端には水位計が付いています。
最新の測定器らしく、端末操作が可能な上に補正機能付き、ウェブ上でリアルタイムデータの確認までできる優れものです☆

Sダムでは水上の移動するイカダから水深方向に計測しているため、毎回高度と最大水深が変わってしまい、特に水位変化が自動昇降機の測定データに反映されない問題がありましたが、このスーパー水位計を導入することで計測データの水位誤差を改善できる!と期待しています(^_^)v

私が普段利用している水質データの裏側には現場で働く人の手間と経験と確かな技術の積み重ねがあってこそなんですね!
さあどんなデータがとれるのか(ワクワク)

以上、現場からでした!

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