蛇使いな彼女BLOG
【第41回】 水位計測方法について
2021.08.20
前回はhtmlファイルの開き方、データの取得について説明しました。
タグとか属性とか、私はHTMLについてあまり知識が無いので細かいことは説明できませんが、なんとな~く分かって頂けたでしょうか😓(オイ!)
全体のおさらいとしては、水位観測データ(html)からタイムスタンプと各データを取り出して、csvファイルへの変換作業を行いました。
末尾に水位データ(Level(m)項目)の書き換えについて少し触れましたが、今日はその理由についてお話しようと思います。
環境システムで取り扱っている自動昇降機のデータの、水深項目もそうなんですが、HydroVu水位計で水位を測る原理としては、基本的に水面を0としてだんだん水中に沈んでいって
その分掛かった水圧から深度(m)を算出しているようです。
(※圧力式と呼ぶそうです。その他の原理にフロート式や気泡式などもあるようです。)
なので、HydroVu水位計の水位とは=水位計が今いる位置から水面までの水位を測定している事になります。
測定ポイントである河川や湖の一番深いところにピンポイントで設置出来れば話は別ですが、大抵それは出来ない為、水位計の設置位置以浅の水位から相対的に水位を計算します。
どうやって水位を知るかというと、
ダムであれば壁面の目立つところに大きな水位メモリが付いてる場合や、河川の場合は量水標と言って川の中に設置されたメモリ付きの柱があります。
基本的にこれら現地の指標が正しい水位なのですが、毎日現地に足を運んで水位を記録する…なんて大変ですよね。
そこで自記水位計を設置することによって、ある時刻地点の現地水位が分かれば、水位計の値(測定値)から長期的な水位データを得ることができるという訳です。
(あまり聞きませんが、ブイ(浮標)を利用する場合もあるようです。)
また、昨日今日の水位を知りたいだけならダムも河川も行政機関のHPにリアルタイムの水位が掲載されているので、そういった公のデータから特定の地点の正確な水位を知ることも出来ます。
はい、今日は知れば得する水位の話でした。